14.4.16 京都府立植物園


リュウココリネ

別名 リュウココリネ・イキシオイデス

ヒガンバナ科リュウココリネ属 

学名 Leucocoryne ixioides

原産地 チリ

多年草


 日本では秋植えの小球根植物として栽培される。花は春に咲き、紫色を

基調とした美しい色が特徴的である。花びらはシンプルな六弁花で、縁が

緩やかに波打っている。花には甘い香りがある。葉は細長い根生葉がのび、

細い花茎が長くのび、その先に数輪の花をつける。花は風にゆれ、風情が

ある。冬の寒さに若干弱いようで、霜のあたらない日だまりで育てたい。

日本から見ると地球の裏側の南米はチリからエキゾチックな風を

連れて来る花である。