11.2.8 咲くやこの花館
ギムノカリキウム・サグリオニス・クリスタータ
別名 シンテンチテッカ (新天地綴化)
サボテン科ギムノカリキウム属
学名 Gymnocalycium saglionis f. cristata
原産地 アルゼンチン
常緑低木
アルゼンチンの乾燥地に自生するサボテンの仲間。本種は球形のサボテンの
サグリオニス種(新天地)の綴化という奇形になったもの。綴化とは通常「点」
である生長点が横に拡がる「線」になったもので、そうなると上方よりむしろ
横の方向に成長することになる。写真のものはまだあまり成長していないが、
成長が進むと体は折り曲げられ、奇怪な姿になっていく。サボテンの世界では
この奇形も観賞対象になるため、珍重されている。