09.04.02 小石川植物園
サクラ ‘仁科蔵王 (にしなざおう)’
別名 サトザクラ ‘仁科蔵王 (にしなざおう)’
バラ科サクラ属
学名 Cerasus lannesiana cv. Nishina Zao (=Prunus lannesiana cv. Nishina Zao)
原産地 栽培種
落葉小高木
この品種は、サクラの品種の「御衣黄」に理研(独立行政法人理化学研究所)
の「リングサイクロトロン」という加速器を使って重イオンビームを照射させ、
細胞に突然変異を起こさせて作った園芸品種である。それにより大輪で、
緑色がかった黄色い花弁を持つ花ができあがった。交配によるものではなく、
遺伝子に直接働き掛けて新種をつくるもので、これからの新しい方式として
注目されている。