03.7.3 小石川植物園
03.6.10 小石川植物園
サネブトナツメ
クロウメモドキ科ナツメ属
学名 Zizyphus jujuba var. spinosa
原産地 中国北部
落葉高木
日本で古くから栽培されたナツメの1種で、より野生型に近いといわれている。
この木は、1727年(享保12年)から現小石川植物園で栽培されてきたもので、
記録が残っている植物の栽培記録の、もっとも古いものといわれている。
1917年(大正6)の台風で倒れ、今の格好になったが、その後も生き続け、
今も花を咲かせている。 しかし、記録から数えると、300年近くも生きていることになる。
ナツメがこれほど長寿命だとは正直おどろきである。
果実は食用として有名で、日本ではあまり食べられないが、中国ではメジャーである。