16.03.29 筑波実験植物園


サルコカウロン・パターソニイ




フウロソウ科サルコカウロン属 

学名 Sarcocaulon patersonii

原産地 ナミビア〜南アフリカ

常緑低木


 アフリカは、ナミビアから南アフリカにかけての乾燥地に自生する

フウロソウ科の植物。日本ではゼラニウムなどの鑑賞用に栽培される

ものに近縁の植物だが、とても近い仲間だとは思われない姿である。

これは乾燥地に適応したもので、茎は肥大し、水分を貯めるように

なっている。全身のトゲはその水分を守るために発達していると

思われる。葉をつけるが、乾季には落葉して茎だけになる。