16.10.15 清水公園


サルビア  

     

     

別名 スカーレット・セージ

シソ科サルビア属 

学名 Salvia splendens

原産地 栽培種

一年草


 長らく日本でサルビアと言えば本種だった。

真夏に、熱さに負けずに咲き続ける真っ赤な花。真っ赤なのは花とそのガクで

ある。花はすぐにしおれてしまうが、ガクは長い間残っているので、花期が

非常に長いように見える。このサルビアはブラジル原産のサルビア・スプレンデンス

の改良種で、現在では様々な品種がつくられている。日本では一年草扱いだが、

現地では多年草である。最近はサルビア属の他の種が「宿根サルビア」として

人気が出てきている。今ではこの古いタイプのサルビアをしのぐほどの人気で、

花壇にも紫や白のサルビアが植えられるようになった。

サルビアが原産地のブラジルからヨーロッパに紹介されたのは、1800年代。

日本へは明治時代に渡来したという。