中国の中南部に自生するウマノスズクサ科の多年草。サルマ属は

カンアオイ属に近属である。一属一種の珍しい植物で、ウマノスズクサ科の

中で唯一、花弁が発達した種だという。茎は立ち上がり、ハート型の葉を

つけ、全体的に毛が多い。花は黄色の３弁花。オナガギフチョウの食草と

され、チョウの愛好家の間で栽培されるという。その中ではタカアシサイシン

という名で呼ばれているという。