09.4.23 京都府立植物園


ヤマザクラ ‘鎌足 (かまたり)’

 

別名 カマタリザクラ、サクラ ‘鎌足 (かまたり)’

バラ科サクラ属

学名 Cerasus jamasakura cv. Kamatari

原産地 栽培種

落葉小高木


 ヤマザクラの突然変異種だと言われるもので、八重咲きの弁の

多いもので、咲きはじめは白く、やがて淡い紅色に染まっていく

ようである。古い来歴をもつサクラのようで、大化の改新の後、

内大臣になった藤原鎌足が、高倉観音へ参拝の途中に、持っていた

桜の木の杖をさし、旅装束を着替えたときに杖をそのままにして

おいたら根付いたと言われている。特徴としては雌しべの先が

鎌の形に曲がっているという。