06.10.19 筑波実験植物園


センブリ (千振)

     

リンドウ科センブリ属 

学名 Swertia japonica

原産地 北海道〜九州

二年草


リンドウ科にはだいたいの種類に苦味成分が含まれているが、このセンブリは特に

その成分が薬として使われてきたことで有名である。 名前も、千回煎じても苦味が

出ることからつけられたという。

花はよく見ると、白に紅紫色のすじが入り、なかなかに美しく、観賞用植物としても

いいほどである。花が咲いたころの全草を乾燥したものを胃薬として利用する。

このセンブリをお茶にしたセンブリ茶は、苦味が相当強いらしく、最近お昼のバラエティ

番組で罰ゲームに使われていたのが面白かった。

自分も筑波山の土産屋で買ったセンブリを飲んでみたが、強烈な苦味であった。