室内用の観賞用植物で、別名アフリカスミレの名のようにかわいい姿が特徴的な

多年草である。　小さな花とコンパクトな姿が好まれて、近年室内用花物として人気が

ある。　品種も多数あり、愛好家も多い。　特に欧米で人気が高く、花色、花型とも

驚くべき変化がある。　品種群を見ると、これほどまで様々に変化する可能性も驚く

べきものだと思う。

基本である原種はアフリカのタンザニアからケニアにかけての場所で、流行にともなって

乱獲され、現在は絶滅の危機にあるという。　上の写真は原種で、スミレのような

紫色の可憐な花をしている。　紫色が基本だが、今日では青紫色からピンク、白と

幅広い色があり、覆輪や絞りなどの複色花もある。

強い光を必要とせず、周年室内で栽培できしかも場所をとらないため、人気があるが

よりよく栽培するには湿度を保つワーディアンケースなど設備が必要になるだろう。