04.3.15 埼玉県 両神村
04.3.15 埼玉県 両神村
セツブンソウ (節分草)
キンポウゲ科セツブンソウ属
学名 Shibateranthis pinnatifida
原産地 本州(関東以西)
多年草
早春に、他の草がまだ芽吹かないころに花を咲かせる可愛くも愛らしい野草である。
石灰岩地を好み、関東付近では秩父地方が産地として有名である。 両神村の自生地は規模が大きく、花時には
地面がこのセツブンソウで覆われるほどである。 自生地は村で管理されており、少し観光地化してしまっているが、
それでも見事なものである。 セツブンソウの後はアズマイチゲが咲き、それも楽しめる。
花が終わり、春が来て木が芽吹き、地面が木陰になるころ地面から姿を消し、地下部で来年まで過ごす。
春にしか現れない、スプリングエフェメラルの代表のような生態である。