17.11.22 筑波実験植物園


シマクモキリソウ

  

  


ラン科クモキリソウ属 

学名  Liparis hostifolis

原産地 小笠原(南硫黄島)

多年草

 小笠原諸島固有の地生ランの1種。極めて希少な植物らしく、

1939年に父島と南硫黄島での記録があるのみで、それ以来見つかって

おらず、絶滅したと思われていたが、2017年の調査で79年ぶりで

発見され、その後当園で初めて開花が見られた。スズムシソウなどに

よく似ているが、遺伝的には明らかに異なっているという。