06.8.19 夢の島熱帯植物館
シマスズメノヒエ (島雀の稗)
イネ科スズメノヒエ属
学名 Paspalum dilatatum
原産地 南アメリカ
多年草
土手や道ばたに普通に見られるイネ科の多年草。8〜10月にかけて
細長い花茎を伸ばし、そこに3〜7本の花序を垂れ下げる。背が高く
花序を風になびかせる姿が都会でもよく見られる。もともとは南アメリカ原産の
植物で、日本へは1915年に小笠原で記載されている。その後急激に全国に
拡がり、現在は本州から沖縄にかけてごく普通に見られる植物になった。
牧草として利用されるため、世界的に温帯、熱帯に導入され広く帰化している。