07.4.6 筑波実験植物園

14.3.20 咲くやこの花館


シマテンナンショウ (島天南星)

 

 

別名 ヘンゴダマ

サトイモ科テンナンショウ属

学名  Arisaema negishii

原産地 伊豆七島(八丈島、三宅島、御蔵島)

多年草


 伊豆七島にだけ生育するサトイモ科の多年草。山地の林床で

見かけるマムシグサの仲間である。葉は2枚で、株の両側に羽根を

広げるようにつける。マムシグサに似るが、肉穂花序の先が糸状に

垂れ下がる部分などが違うという。伊豆諸島では昔はこの塊茎を

蒸して団子にして食べたという。しかし塊茎にはシュウ酸カルシウム

という毒成分があるため、なるべく噛まずに丸のみにしたという。