01.1.18 東京都
シンビジューム
ラン科シュンラン属
学名 Cymbidium sp.
原産地 栽培種
多年草
シンビジュームはシュンラン属のことだが、園芸上での扱いではインシグネ種、ローウィアナム種を中心として
数種を交配して作った品種群をさす。 寒さに比較的強いこともあって、日本で特に人気の高いランである。
大輪で大型の品種が主流だが、最近はあらたに原種をかけあわせ、小型になったものも人気がある。
中には香りのある原種をかけあわせ、香りのある品種もある。 これら小型のものは寒さにも一段と強く、
霜が当たらなければ戸外で越冬するものもある。 色は赤、ピンク、白、黄が主流で、紫系は無い。
花茎は射上または下垂するが、鉢物としての見栄えをよくするために支柱を添え、まっすぐ立たせている。
贈り物や、飾り物としては大輪の品種が人気があるが、栽培するには小型の品種のほうがあつかいやすく、
また花もよくつくだろう。 大輪の品種では「マリリンモンロー」や「ブリジットバルドー」などの品種が
有名だが、日本人には中輪の「あんみつ姫」などの人気が高い。