16.09.02 神代植物園


シソ (紫蘇)

     

 

シソ科シソ属 

学名 Perilla frutescens var. crispa

原産地 ヒマラヤ、ビルマ、中国中南部

一年草


 もうほとんど日本の香草の代名詞になっているほど、親しまれているシソだが、

古く中国から渡ってきた、外来種である。918年の「本草和名」にすでにその名がある。

日本では香り高い野菜として利用されているが、外国ではコリウスなどとともに観賞用と

されているらしい。国が違えば習慣も違って面白い。シソは香りが高く、抗菌作用も

あるため、刺し身の下などにも敷かれている。

写真のものは赤ジソで、梅干しの赤い色をつけるのに使われる。

一度育てるとこぼれ種であちこちから芽を出すほど、繁殖力が強い。