新宿御苑温室は明治8年からの歴史を持つ日本を代表する温室の一つで、

日本の洋ラン栽培の先駆けともなった施設である。そこで品種改良された品種も

多く、本種も新宿御苑で1923年に登録されたスタンホペアの品種である。

スタンホペアは香りの強いユニークな花をぶら下げるランで、一般にはあまり

馴染みが無いが、マニアの中では人気もある花である。面白い形の花だが、

ランにしては珍しく、花の寿命が短い。

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