13.10.20 筑波実験植物園


スタンホペア・ワーディ

 

 

別名 スタンホペア・オウレア、スタンホペア・ベヌスタ

ラン科スタンホペア属

学名 Stanhopea wardii (= aurea, venusta )

原産地 ニカラグア〜ペルー

多年草


 南アメリカに自生する着生植物。樹上に着生し、縦にしわのある丸いバルブに

幅広の大きな葉を1枚つける。花は株の下から下垂させるという独特の咲き方を

するため、栽培するには底の大きく開いたバスケットなどに植える。

花は複雑な形をしているが、これはハチに効率よく花粉を運んでもらうための

形態である。花には強く甘ったるい芳香があり、強烈である。しかし花の寿命は

短く数日で枯れてしまう。本種は花の変化が多いという。