スギナモ (杉菜藻)
スギナモ科スギナモ属
学名 Hippuris vulgaris
原産地 北半球の寒冷地
水性多年草
撮影場所 02.7.27 尾瀬
北半球の寒冷地の水場に広く分布する多年草で、日本でも北海道や東北の沼や湿原の中の川などに
生育するのが見られる。 写真は尾瀬で撮ったものだが、流水だったので沈水葉しか見えないが、
流れのないところでは、水面上に直立した葉を出す。
この葉を英名では「雌馬の尾(mare's tail)」というらしい。 若い葉はイヌイットが食料にする。
チベットでは咳止めや解熱の薬にするらしい。 変異が多く、スギナモ属を1種とする説と、
複数種にする説がある。