熱帯アフリカ原産の果菜で、真夏を代表する果物として知られる。

大きな球形の果実は緑色で独特の縞模様があり、果肉は赤く水分が豊富である。

真夏の水分補給として冷やした甘いスイカを食べるのは、日本人のもはや習慣といって

いいものである。ウリ科の植物で、葉の切れ込みが多いのが特徴的である。茎には

毛が多く、巻きひげを出して他のものに絡みつく。エジプトでは紀元前から食べられて

おり、日本へは15世紀の南北朝の時代から栽培が行われていたようである。

　以前は種無しスイカも売られていたが、現在の主流ではない。最近では黒色に近い

緑一色で縞模様のない高級スイカも売られている。

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