08.6.4 礼文島

09.9.27 北大植物園


スズラン (鈴蘭)

 

 

別名 キミカゲソウ

キジカクシ科(クサスギカズラ科)スズラン属

学名  Convallaria keiskei

原産地 北海道、本州、九州、朝鮮、中国、シベリア東部

多年草


 山地や草原に生える多年草。下向きにさくベル型の

花は絵になり、北海道などではお土産物などにもされている。

花には甘い芳香があるのも特徴である。東京などで一般に栽培

されているのはヨーロッパ産のドイツスズランである。

違いは本種のほうが全体的に細身で、花が葉の下に咲くのが

特徴である。有毒植物としても知られており、特に花後につく

果実を食べて中毒を起こす例があるので、注意が必要である。

 スズランの仲間は以前はユリ科に属していたが、最新の

DNA解析によるAPG III分類方式ではキジカクシ科として分離された。