02.8.5 北八ケ岳

09.6.30 北大植物園


シュロソウ (棕櫚草)

     

別名 オオシュロソウ

シュロソウ科(ユリ科)シュロソウ属 

学名 Veraturum maackii var. japonicum

原産地 北海道、本州

多年草


 山地の湿った草原に生える多年草 花は黒褐色で、独特の趣を持っている。

有毒植物であり、ジャビン、ベラトラミンなどのアルカロイドを含むという。

根を乾燥したものをコクリロコンと呼び、殺虫剤にしたらしい。

シュロソウの名は、根際の葉のさやが、シュロのような繊維状になるからだ

という。分類が難しい仲間でもあるらしい。最新のAPG分類ではシュロソウ科

としてユリ科から分離された。