06.11.5 筑波実験植物園


タチシノブ (立忍)

 

 

別名 カンシノブ

ホウライシダ科タチシノブ属

学名  Onychium japonica

原産地 本州(関東以西)〜沖縄、小笠原、朝鮮南部、中国〜マレーシア、インド

多年性シダ類


 日本では関東以西の各地、外国では朝鮮から広く熱帯アジアに

至るまでの分布を示すシダの仲間である。名前の由来は、鑑賞用として

知られるシノブに似て、地上から葉を立てる様子からだと言われている。

別名のカンシノブはこの種が常緑で、冬でも緑を保っていることによる。

葉が細かく切れ込むのが特徴で、鑑賞用にしても美しいシダである。