05.1.4 小石川植物園


ティランジア・ブルボサ   

パイナップル科ティランジア属 

学名 Tillandsia bulbosa

原産地 ブラジル、メキシコ

多年草


 南アメリカに生育するパイナップル科の多年草で、岩や木の上などに着生している。

空中から水分を吸収して生育するので、エアープランツの呼び名で観賞用植物として

売られている。 葉から水分を吸収することができるが、水がいらないわけではない。

現地は乾燥はしているが、霧が発生し、むしろ湿度は多い。 そういう生育環境なので、

サボテンなどと同様の栽培法では育たない場合が多い。 むしろ高温多湿の温室内に吊る

すやりかたが好ましいと思われる。

植物園の温室などではそういう育て方をしている。 カトレアなどのランに近い

栽培法である。 ブルボサは、タコのようにうねうねとのびる葉が面白い種だ。

変異が非常に多い人気種である。