06.11.3 武蔵丘陵森林公園


チドメグサ (血止め草)

 

 

ウコギ科(セリ科)チドメグサ属

学名  Ocimum gratissimum

原産地 本州〜沖縄、小笠原、中国、台湾、朝鮮南部、熱帯アジア、オーストラリア

    アフリカ

多年草


 道ばたや人家の庭、芝生などに普通に見られる野草。地面を這うように茎をのばし、

一面を覆うように生育する。芝生などに入り込むとなかなか除去できない厄介な

存在となることがある。名前はこの草の汁を、血をとめるために使われたためと言う。

葉は円形で浅い切れ込みがあるが、このような姿をしていてもセリ科というのが

変わっている。6〜9月に開花するが、花は非常に小さく緑色で目立たない。

 以前の分類ではチドメグサ類はセリ科に属していたが、最新のAPG分類では

ウコギ科に近いことがわかり、移された。