08.8.4 筑波実験植物園

09.1.16 筑波実験植物園


トウアズキ (唐小豆)

 

 

マメ科トウアズキ属

学名  Abrus precatorius

原産地 熱帯アジア

常緑つる性木本


 熱帯アジア地方原産のつる性の小高木で、現在は熱帯地方で広く

栽培され、帰化しているところもあるという。種子が輝くような

紅色をしており、仏教徒の数珠や、装身具などに用いられる。

この種子の様子からアズキの名もついているのだろうが、種子には

毒があり、食用にはならない。それでもアフリカやインドでは種子

を煮て毒を消し、食用にすることもあるという。しかし大量に食べる

と頭痛の原因になるとも言われている。中国では種子を薬用に用いる

という。