17.05.03 東京都薬用植物園
トゲナガミゲシ
ケシ科ケシ属
学名 Papaver argemone
原産地 ヨーロッパ南部
一年草ヨーロッパ南部原産のケシの仲間。日本に広く帰化しているナガミヒナゲシに
似るが、葉はより深裂しているのが特徴である。花は濃いオレンジ色で、底が
黒い。花は昼頃には散ってしまうという。実は細長く、棘状の粗い毛が生えていて
和名の由来になっている。1976年に大阪府で帰化が確認されているという。
ケシの仲間だが、麻薬成分は含まれていないので、法規制はされない。