06.6.14 小石川植物園


トキワハゼ

 

 

サギゴケ科サギゴケ属

学名  Mazus pumilus

原産地 日本、朝鮮、中国、東南アジア、インド

一年草


 道ばたや空き地、庭などでごく普通に見られる野草の一つである。

花はごく小さく、地面近くで咲くので、気付くことはあまり無いかもしれない。

花はよく見て見ると、淡い紫色で色合いはなかなか美しいものを持っている。

近縁のよく似た花にサギゴケがあるが、サギゴケよりも花はずっと小さく、

地面から花茎を立ち上がらせる点が違う。日本以外にも広く分布をしており、

温度さえあれば発芽してすぐに花を咲かせることから「常磐(ときわ)ハゼ」の

名がついている。近年までゴマノハグサ科に属していたが、近年のAPG分類に

よってサギゴケ科に属することになった。