03.7.15 小石川植物園

06.10.3 小石川植物園


トウゴマ (唐胡麻)  

     

     

トウダイグサ科トウゴマ属 

学名 Ricinus communis

原産地 アフリカ北東部

一年草


種子から油を採る油科植物として栽培される、大型の一年草。

写真で、赤い雌しべと出しているのが雌花で、クリーム色の雄しべを出しているのが、

雄花である。 葉はヤツデのような掌状の葉をつける。

種子から採れる油がひまし油で、薬用や機械用に世界中で栽培され、

日本へはアメリカから江戸時代に渡来しているという。

種子はヒマシと呼ばれ大型の豆のように見えるため、誤食しやすいが、食べると中毒を

起こすので特に子供には注意が必要である。

西日本の温暖な地域では逸出して帰化植物となっている。