17.04.19 京都府立植物園


ツキミソウ (月見草)

 

 

アカバナ科マツヨイグサ属

学名  Oenothera tetraptera

原産地 南北アメリカ

一年草


 日本には嘉永年間(1848〜53)にすでに渡来していて、その昔は

よく栽培されていたというアカバナ科の一年草だが、現在はほとんど栽培

されていないのでその姿を観ることはまれである。しかし名前だけは

残っていて、現在ツキミソウという名で呼ばれているのは近縁のオオマツヨイグサ

である。オオマツヨイグサは黄色の花色だが、本来のツキミソウは葉の縁に

波状欠刻があり、花色は白である。ツキミソウは夕方より咲き始める花だが、

最近ではヒルザキツキミソウという花がよく似て昼に咲く別種が普及している。