08.5.4 小石川植物園

09.5.1 川口グリーンセンター


ツルニチニチソウ (蔓日々草)

     

 

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属 

学名 Vinca major

原産地 南ヨーロッパ、小アジア

つる性多年草


 常緑の地面を這う茎は、木質化し、木のようになる植物。つややかな葉と、

春に咲く爽やかな青紫色の花はグラウンドカバーとして好適である。 

花はいっせいに咲くというより長い期間すこしづつ咲く感じである。 

観賞用だけでなく、薬用としても用いられ、葉には強壮、収斂効果があり、

潰瘍、咽頭炎、高血圧などに使うという。ヴィンカミンという

アルカロイドを含み、脳の血流をよくする作用もあるという。英語の別名に

ソーサリーズ・ヴァイオレット(Sorcerer's Violet=魔法使いのスミレ)と

いうのがあり、薬用からの見方がよくわかる。