16.03.29 筑波実験植物園

13.04.25 筑波実験植物園


チャルメルソウ

  

ユキノシタ科チャルメルソウ属

学名  Mitella furusei var. subramosa

原産地 本州・九州

多年草


 本州の近畿地方以西と、九州の佐賀県、長崎県に自生する多年草。

山地の沢沿いの湿った場所に生育する。根生葉には柄があり、縁が

鋸歯になる。全体にあらい毛が生えているのも特徴的である。

4〜5月に花茎を直立させまばらに小さな花をつける。花はよくみると

花弁が枝分かれしていて、動物を思わせる面白い形態をしている。

チャルメルソウという名もユニークだが、花後に熟す果実が開いた後の

形が楽器のチャルメラに似ているからだという。