03.7.15 小石川植物園
チョウセンアサガオ (朝鮮朝顔)
ナス科チョウセンアサガオ属
学名 Datura metel
原産地 インド
一年草
昔は薬用として使われ、江戸時代に華岡青洲が麻酔手術に使ったという記録もある植物。
花は夕方から咲き、上向きにアサガオに似た大型の白い筒状花を咲かせる。
和名はその花から朝鮮から来たアサガオという意味だが、原産はインドで、
アサガオのヒルガオ科ではなく、ナス科の植物である。
大型になる一年草で、温暖な地域では野生化して帰化植物となっている。
今では薬用には用いられておらず、毒性が強いので服用は絶対してはいけない。
最近「エンゼルトランペット」として栽培されている種は同属の別種で、
そちらはキダチチョウセンアサガオ(suaveolens)と言う名で、花が下向きに咲くので
区別できる。