04.4.2 東京都薬用植物園


チョウセンゴミシ (朝鮮五味子)

 

 

マツブサ科マツブサ属 

学名  Schisandra chinensis

原産地 本州〜九州北部、アジア東北部

落葉つる性木本


 山地に生えるつる性の植物。雌雄異株で、白い花を咲かせた後、

赤い液果をかためてつける。この果実を「五味子(ごみし)」といい、

生薬に利用される。チョウセンニンジンと同じように滋養強壮に効果がある

という。日本に自生していながら「チョウセンゴミシ」と名前がついている

のは、日本での自生が後になって見つかったためで、それまでは朝鮮からの

輸入品を使っていたからである。