17.09.05 北大植物園
チョウセンゴヨウ (朝鮮五葉)
別名 チョウセンマツ
マツ科マツ属
学名 Pinus koraiensis
原産地 本州(福島県南部〜岐阜県)、四国(東赤石山)、アジア東北部
常緑高木
山地に生えるマツの仲間。チョウセンの名がついているが、日本にも
自生している。庭木として知られるゴヨウマツよりは大型であり、
球果も大型である。球果は松やにが多く、触ると粘るが、実の中にある
種子は食べることができる。いわゆる「松の実」として売られている
白い木の実はこのチョウセンゴヨウの実で、韓国では料理によく使われる。
種子はクロマツの種子のような翼がなく、大きくごろっとしている。
硬い殻を割ると、中に種子があり、茶色い薄皮をむくと白い実が入っている。
種子には植物性脂肪が豊富に含まれており、カロリーの高い健康食品となる。