08.05.17 神奈川県立フラワーセンター

17.05.11 神奈川県立フラワーセンター


ロフォフォラ・ウィリアムシイ

 

 

別名 ウバタマ (烏羽玉)、ペヨーテ

サボテン科ロフォフォラ属

学名  Lophophora williamsii

原産地 メキシコ

常緑低木


 メキシコの乾燥地帯に生育するサボテンの一種。全身にはサボテン特有の

トゲが無く、針座には綿毛がある。全体的に柔らかい身体をしており、

乾燥期には縮まって土中に隠れると思われる。トゲが無くても動物から身を

守れるのは、このサボテンには毒成分が含まれるからだと思われる。それは

アルカロイドの一種で、人間が食べると幻覚作用を起こすことから、現地では

シャーマンが儀式に利用している。アメリカでは麻薬指定になっていると

いうが、日本では規制の対象にはなっていない。毒成分の作用は個人差があり、

危険をともなうので、他の毒植物同様、口には入れないほうが良い。