08.6.28 神代植物園


ワラビ (蕨)

 

 

コバノイシカグマ科ワラビ属

学名  Pteridium aquilinum var. latiusculum

原産地 日本、北アメリカ〜ヨーロッパ、アジア

夏緑性シダ類


 日本を含め北半球の温帯地域にふつうに見られるシダの仲間の1種。

シダの中でももっともよく知られたもので、シダと言えばワラビという

通称ができているほどである。日当たりのよい草地に生え、冬には

地上部分が枯れる夏緑性の性質をもつ。新芽をあく抜きし食用にする

のが一般的である。植物自体には発ガン性のある物質を含むが、あく抜き

することで毒が抜けるために問題は無い。その他ワラビの根茎から

とれるでんぷんでワラビ餅を作るが、収量が良くないため現在では

サトウキビやサツマイモが使われているという。