17.07.05 北大植物園

17.07.05 北大植物園


ヤマグワ (山桑) 

     

 

別名 クワ

クワ科クワ属 

学名 Morus bombycis

原産地 北海道〜九州、南千島、サハリン、朝鮮、中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤ

落葉高木


 養蚕用に栽培されるクワの原種。栽培化されてるものとは葉の大きさなどが違う。

花後になる実は、初め赤いが後に黒くなり、甘くなって食べられる。

外国では、この仲間の実を食用に栽培しているところもあるという。雌雄異株だが

まれに同株もあるという。養蚕用として栽培されるのは主に中国原産のマグワ

(M. alba)だが、本種もマグワと交配され、多数の品種を生み出しているという。

分類上では意見が分かれる植物らしく、本種の学名を M. australisとして「シマグワ」

と同種とする図鑑もある。