04.11.24 皇居東御苑

16.04.13 神代植物園


ヤマコウバシ (山香し)


                               

別名 モチギ、ヤマコショウ

クスノキ科クロモジ属 

学名 Lindera glauca

原産地 本州(宮城、山形県以西)〜九州、朝鮮、中国

落葉小高木


 山地に生える落葉樹で、2〜7メートルほどになり、よく分枝する。

枝を折ったり、葉をもんだりすると香りがあり、ヤマコウバシ(山香し)の名前の

由来となっている。秋に美しく黄葉する木でもある。しかしこの葉は冬に

なっても落ちず春までついていて、この主の特徴になっている。

10〜11月に黒い小さな果実をつけ、この果実には辛味があるという。

近年、この冬でも葉が落ちない性質から「落ちない」という理由で、受験生から

人気があるようである。