09.6.30 北大植物園


ヤナギラン (柳蘭)  

 

 

アカバナ科ヤナギラン属

学名 Chamaenerion angustifolium

原産地 北海道〜本州中部以北、ヨーロッパ、アジア、アメリカ

多年草


 葉が細長くランの様な花を咲かせるので柳蘭の名がついている。 

北半球の寒い地方に広く分布し、日本では高山の草原に多く見られる。 

背が高く、紅紫色の大輪の花はよく目立つ。

カナダやアメリカでは、山火事の跡にまっさきに群落を作ることから

ファイアー・ウィード(Fire weed)と呼ばれている。葉に毛がない

ものをヤナギラン、葉に毛があるのをウスゲヤナギランと分けること

もある。