03.10.30 筑波実験植物園
ヤツデ (八手)
別名 テングノハウチワ
ウコギ科ヤツデ属
学名 Fatsia japonica
原産地 本州(関東地方南部以西)〜沖縄
常緑低木
関東以南の暖地の海岸近くに自生する低木だが、さいきんは東京の市街地でも
普通に野生化しているものが見られる。 葉が美しいので庭木として植えられている
ものが野生化しているようである。 冬の寒い時に白い小花を球状に咲かせる。
この花は冬でも活動できるハエなどによって受粉され、その後黒い果実をつける。
この実を鳥が運んで、分布をひろげるようである。 東京では庭木として植えられるが、
ヨーロッパでは観葉植物として室内で栽培されるそうである。