09.11.3 京都府立植物園


ヨウラクホオズキ (瓔珞酸漿)

 

 

ナス科ホオズキ属

学名 Physalis alkekengi var. franchetii cv. Monstrosa

原産地 栽培種

多年草


 ホオズキの園芸品種の一つ。通常のホオズキは朱紅色の萼片が膨らんで

丸い袋状になるのに対し、本品種は小さな湾曲したバナナ状になるのが

特徴である。一つの枝に多数が房状につくのも変わっている。この果実の

様子が仏像の首にかける飾りの「瓔珞(ようらく)」に似ているので、

名前がついたようである。江戸時代にはすでに観賞用として栽培されていた

という。ちなみに萼片だけで中の果実は実らず、種子はできない。