05.4.14 神奈川県立フラワーセンター


ユキモチソウ (雪餅草)

 

 

サトイモ科テンナンショウ属

学名  Arisaema sikokianum

原産地 本州(静岡県、三重県、奈良県)、四国

多年草


 山地に生えるサトイモ科の多年草で、地下に塊茎がある。

春に茎をのばし、先端に仏炎苞をつけた花をつける。 名前は

花の中心部分の肉穂花序の先端が白く丸くなり、それを雪餅に

例えてのものである。 テンナンショウの仲間は仏炎苞の形

からマムシグサなど、不気味な印象をうけるものが多いが、

本種はその中でも爽やかな印象をもたれている珍しい種である。

その花が好まれて、山野草愛好家にも人気がある植物である。