08.7.1 皇居東御苑
ユズリハ (譲葉)
ユズリハ科ユズリハ属
学名 Daphniphyllum macropodum
原産地 本州(福島県以西)〜沖縄、朝鮮南部、中国(中部〜西南部)
常緑高木
暖かい地方に自生する常緑樹。 大きなものは高さ10メートルほどになる。
大きなつやのある葉がきれいなので、庭木や公園樹として植えられる。
名前のユズリハ(譲葉)は、新葉が出るとそれに譲るように古い葉が落ちることから
つけられた。代を譲ることに例えられて縁起のいい木として、正月の飾り付けなどに
つかわれる。しかし実際にはそれほど簡単には古い葉は落ちないようだ。
全草に毒成分を含み、葉と樹皮は駆虫薬に使われた。
以前はトウダイグサ科に分類されていたが、現在はユズリハ科として独立されている
ようだ。葉柄が緑色のアオジクユズリハという品種もある。