16.03.03 春日大社 萬葉植物園
アセビ (馬酔木)
別名 アセボ
ツツジ科アセビ属
学名 Pieris japonica
原産地 本州(山形県以西)、四国、九州
常緑低木
山地のやや乾燥したところに生える低木。春早く、スズランのような筒型の花を
たくさんつ り下げる。花も美しく、丈夫で育てやすいので、よく庭木などにもされる。
山でしばしば群生しているが、それは草食獣がこの木を食べないからである。
全体にアセボトキシン、アセボチンなどの配糖体を含み、誤食すれば大変なことになる。
漢字名の馬酔木は、馬が食べて酔っぱらったように中毒するのでつけられてと言われる名だが、
牛や鹿は決してこの葉を食べない。しかし、馬は輸入動物なので、この植物のことを知らずに食べたものと
思われる。