17.07.04 滝野すずらん丘陵公園


ベニバナツメクサ (紅花詰草)


    

マメ科シャジクソウ属 

学名 Trifolium incarnatum

原産地 ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア

一年草


 日当たりのよい空き地や草地に生える一年草。ヨーロッパなどが原産で、

明治時代に観賞用、または牧草用として導入されたものが帰化したものらしい。

記録によると1886年に東京で栽培がすでにあったという。

 花はムラサキツメクサを大きく穂状にして、色を濃い赤色にしたような花で、

観賞価値は高い。学名のincarnatumも「深紅色の」という意味らしい。

 現在でも観賞用として栽培される種だが、野生化している姿は東京ではまだ見た

ことがない。