06.05.21 東京都薬用植物園

17.07.04 滝野すずらん丘陵公園


ディル      

 

別名 イノンド

セリ科アネスム属 

学名 Anethum graveolens

原産地 ヨーロッパ〜インド

一年草


 全草に芳香のあるハーブの一種。葉は細かく切れ込み、フェンネルにも似ている。

花は黄色の散形花序。葉を香り付けに使うが、種子のほうが香り高くよく使われる。

種子の浸出液は薬用として、胃痛、不眠などに効果があるという。

栽培の歴史は古く、聖書にも登場するほど。古代エジプトにも使用の歴史がある。

北アメリカに渡った開拓者のあいだでは、長い説教の間、子どもたちに種子を噛ませていたことから、

「ミーティングシード(集会用の種)」として知られるようになったという。