15.03.29 新宿御苑

15.03.29 新宿御苑


エドヒガン (江戸彼岸)

     

 

別名 アズマヒガン、ウバヒガン、ヒガンザクラ

バラ科サクラ属 

学名 Cerasus spachiana f. ascendens (=Prunus pendula f. ascendens)

原産地 本州、四国、九州、朝鮮(済州島)、中国、台湾

落葉高木


 日本を代表するサクラの一種。有名なソメイヨシノの片親で、葉より先に花の

咲く性質は、このエドヒガンより受け継いでいる。ソメイヨシノより花は小柄

で豪華さでは負けるが、花色が濃いのと、なんといっても樹の寿命が長いのが特徴。 

全国に残るサクラの大木、老木はほとんどこのエドヒガンである。

そういう意味では、一番多く写真を撮られているサクラかもしれない。

枝が優雅に垂れる性質をもつシダレザクラは、このエドヒガンの品種である。

古来からの日本人の心にあるサクラの一つである。