04.7.14 新宿御苑
07.6.17 神奈川県立フラワーセンター
グロリオサ
別名 キツネユリ
イヌサフラン科(ユリ科)キツネユリ属
学名 Gloriosa superba
原産地 アフリカ、熱帯アジア
つる性多年草
葉の先が巻きひげになり、他のものにからみついて登る半つる性の多年草。
地下に球根があり、日本では春植えの球根植物として栽培される。
花は極端に反り返り、その独特のフリルと真っ赤な花色で、炎をあげているような
印象をうける。エキゾチックな花として切り花、鉢植えに人気がある。昔は珍しい
花だったが、最近は球根もよく売られているし、見かけるようになった。
近年、球根を食べた男性が死亡するという事故が起きて一躍注目された花でもある。
以前の分類法ではユリ科に属していた本種だったが、近年DNA解析による
新しいAPG分類法ではユリ科が大幅に見直され、幾つかの科に分割されるように
なった。本種もイヌサフランやホウチャクソウとともにイヌサフラン科に分類
されるようになった。