16.05.18 北大植物園

08.4.12 東京都 調布市


ハナカイドウ (花海棠)     

     

 

バラ科リンゴ属 

学名 Malus haliana

原産地 中国

落葉小高木


 中国ではボタンに次いで愛好されているという花木。

ピンク色の花を枝いっぱいにつける姿は美しく、観賞価値が高い。

日本でもどこでも見られる美しい花木である。特に神社やお寺の境内などに

好まれて植えられている。中国では美人の形容につかわれ、唐の玄宗皇帝は、

楊貴妃を評して「海棠の睡りいまだ醒めず」という言葉を残した。

以前は単に「カイドウ」と呼ばれていたが、ミカイドウ(M. micromalus)と

混同してしまうため、ハナカイドウと呼ばれるようになった。